【大注目】AIカメラがフォークリフトの安全を守ります
フォークリフトの安全対策と一口に言っても、
「安全装置が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「そもそもフォークリフトに安全対策は必要なの?」
と、お悩み・お考えの方はとても多いです。実際のところ、フォークリフトに安全装置を導入されていないという方は多くいらっしゃいます。
そこで本記事では、フォークリフトの安全管理でお悩みの方に向けて、安全対策の必要性や、おススメの安全装置などをわかりやすく解説します。
フォークリフトの安全対策でお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしていただければとおもいます!
この記事の内容
- フォークリフトの事故の種類と原因
- 安全対策が必要な理由
- フォークリフトに最適な安全装置のご紹介
目次
フォークリフトにおける死亡事故
フォークリフトは一般的な車などと比較するとスピードが遅く、また使用に関しても基本的には私有地のため、大きな事故なんて発生しないだろうと思われがちですが、
例えば運輸交通業において、令和2年に発生した死亡事故計90件のうち、
なんと約6割を占める52件の死亡事故がフォークリフトなどの動力運搬機が原因で発生しております。
それらの事故の詳細について、もっと詳しく掘り下げてみましょう。
フォークリフトの事故の種類
フォークリフトでの死亡事故が思いのほか多く発生しているというのがわかったところで、
フォークリフトで発生する事故の種類を見ていきましょう。
フォークリフトでの主な事故事例と原因
フォークリフトでの作業において発生する事故でよくあるケースを事故の種類とその原因をご紹介させていただきます。
順番にみていきましょう。
※数値は下記を参照しております。
出典:厚生労働省「労働者死傷病報告」による死傷災害発生状況 H31/R1
①激突事故
2020年5月において、労災による死傷者数で最も多かったのが、「激突・激突され」です。
運転中のフォークリフトが壁に激突したり、周囲の作業員の方がフォークリフトに激突されるような事故が当てはまります。
運転手および周囲の作業員の注意不足だけでなく、車両の点検ミスや整備不良といったところも原因となります。
②挟まれ・巻き込まれ事故
次に多かったのが「挟まれ・巻き込まれ事故」です。
フォークリフトは可動箇所が多く、挟まれ事故が多く発生しています。
その結果、他の作業員を挟んでしまったり、壁や棚とフォークリフトの間に作業員が挟まれたりという事故が当てはまります。
運転手または周辺の作業員が荷物だけに気を取られ、注意力が散漫になったとことで周囲の状況確認を怠ったりすることで発生したりします。
③墜落・転落による事故
そして「墜落・転落による事故」です。
フォークリフトもろとも高所から墜落する、フォークリフトのフォークに人を乗せて高所作業をおこない墜落させてしまったという事故が当てはまります。
作業ミスや禁止行為などが原因で発生しております。
④転倒事故
最後に「転倒事故」です。
傾斜地でフォークリフトが転倒し、運転手がフォークリフトの柱と床面との間に挟まれてしまい下敷きとなってしまったり、社外へ投げ出されるといった内容の事故も発生したりしております。
荷物の積み込み積み下ろしの際に、電源を切っておらず、フォークリフトが動きだしたという事もあります。
フォークリフトの安全対策
上記の事故のように、安全対策を怠ってしまうと、最悪の場合死に至ってしまいます。
また、安全対策を十分に施していたとしても、事故が発生するリスクが付きまとうのも事実です。
なぜなら多くの事故がヒューマンエラーが原因ではありますが、フォークリフトは荷物とバックなどの周囲を同時に確認する場合もあり、運転者にとって注意力が散漫になってしまう可能性が高い車両であります。
実際に、上記のような事故に関しては作業員同士のコミュニケーションや、指差しなどの安全確認の徹底で防げる場合もありますが、
やはり人間の能力では限界があると言っても過言ではありません。
フォークリフトにおいて、一般的な安全対策をご紹介いたします。
◆フォークリフトと人の通路をわける
◆運転手の指差し確認の徹底
◆定期的な車両点検
◆安全な乗り方・積み方を実施
などがあげられます。
上記に加え、安全対策において重要な対応に、安全装置の導入が挙げられます。
ただ、一口に安全装置といっても、世の中にはさまざまな安全装置があり、どれを選べばいいのかわからないというのが正直なところでしょう。
フォークリフトに最適なTCIのAIカメラ
そこでご紹介させていただきたいのが、株式会社TCIで開発したフォークリフト向けのAI CAMERA (FAIBC-0001) です。
TCIのAI CAMERAであれば、上記のような事故を未然に防いだり、最小限に抑えたりすることができます。
AI CAMERAの詳細についてみていきましょう。
TCIのAI CAMERAとは?
TCIのAI CAMERAとは、主にフォークリフトに向けて作られたカメラです。
従来のカメラと大きく違う点は、人間の動きを自動で検知するAIが搭載されたカメラであり、
フォークリフトの全方位に取り付けることで、限りなく死角を無くすようにできるカメラとなっています。
下図はフォークリフトのヘッドガードにTCIのAI CAMERAを取り付けた様子になります。
※AI CAMERAは通常の場合32V車まで対応しております。48Vの車両の場合、別途減圧コンバーターが必要になります。
次に、具体的な特徴について解説していきます。
全カメラを同時に確認可能
AI CAMERAは、同時に最大4台までモニターに表示させることが可能です。
ですので、カメラを前後左右の4方向に取り付けた場合、すべての方位を同時に確認することが可能になります。(※カメラは1台から購入可能です!)
そうすることで、全方位の死角を無くすことが可能になります。
また、カメラは深層学習を用いた学習機能でカメラが人間の動きを学習します。
人間の姿を検知し、ブザーで警告音を鳴らす
AI CAMERAは、カメラの検知領域内において、カメラから0.5~10mの距離にいる人間を検知すると、ブザーを鳴らし、運転手および周囲の人間に警告を発する仕様となっております。
また、虫や鳥などに反応するといった誤作動もありません。
(※人間の姿を正しく認識するために、カメラの取り付け位置は1.0~1.6mを推奨しています。)
また、検知される人間ですが、周りの作業員の方がICタグを装着する必要もありません。
これによって、死角から飛び出してきた人間も瞬時に検知し、音を鳴らして運転手および周囲の作業員に知らせることで事故を未然に防いだり、事故被害を最小限にとどめたりすることが可能になります。
下の動画では、弊社グループのYouTubeチャンネルにて、AI CAMERAのデモ動画をアップロードしております。是非ともご参照ください。
(動画にはブザー音が含まれているため、再生時の音量には十分お気を付けください)
赤外線センサーを搭載
TCIのAI CAMERAは、赤外線センサーでの検知機能も搭載しているため、暗所でも人間の動きを検知することが可能です。
そうすることで、夜間での使用など、人間の目では限界のある視認性を大きく向上させることができます。
防塵防水規格IP69K取得
また、防水性能に関しても非常に高い水準を誇っており、
IP69Kは、防水性能だけで言えば「高温・高水圧・スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けない」という最高水準となっております。
ですので、雨の日でもまったく気にせずに使用できます。
フォークリフトにAIカメラを取り付けて、より安全な運転に!
今回は、フォークリフトに取り付けられるAIカメラをご紹介しました。
TCIのAI CAMERAの特徴について、おさらいしておきます。
[st-midasibox title=”TRAIL CAMERAの特徴” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- 人間の姿を検知すると、ブザー音で警告音を発する
- 周囲の作業員がICタグなどを装着する必要は無し
- 赤外線センサー搭載で、夜間での視認性も問題無し
- 防塵防水規格は最大のIP69K
- カメラは深層学習を用いた学習機能でカメラが人間の動きを学習
- 48Vの車両は別途減圧コンバーターが必要
[/st-midasibox]
TCIAI CAMERAを使用することで、今まで安全対策が十分でなかった皆様も、更なる安全対策を施したい皆様にも、
安全管理に大きく貢献できるかと思います。
このAI CAMERAが、少しでも安全管理のお役に立てたら幸いです。
商品に関するお問い合わせは以下よりお願いします。
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