AIセンサーカメラとブザーの合わせ技!の置き去り防止装置のメリット
置き去り防止装置にはさまざまな種類がありますが、AIセンサーとブザーの合わせ技が、最も園児の安全を守ることができます。
なぜなら、人による確認には限界があるので、どこかで必ずヒューマンエラーが起こるからです。
AIセンサーで通園バス内に置き去りにされている園児を認識して、ブザーで車外に知らせることができれば、万が一の際はいち早く救出することができます。
では、具体的にAIセンサーとブザーの置き去り防止装置にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、センサーとブザーの合わせ技「SOS-0001」の機能について解説していきます。
目次
センサーとブザーで対策!置き去り防止装置のメリット
4台のカメラで死角までサポートしてくれる「sos-0001」は、通園バスで置き去りが起こった際は、大音量ブザーで異常を知らせてくれる仕組みになっています。
では、具体的にどのようにして異常を知らせてしれるのか?どのくらいの音なのかについて、ここから解説していきます。
万が一の際は107dBの大音量ブザーで知らせる
通園バス内に子どもが置き去りにされていた場合は、車外に居る多くの人へ異常を知らせることが大切です。
AIセンサーで車内に置き去りにされている人間のみを認識した際は、107dBの大音量ブザーで異常を知らせます。
107dBは、地下鉄の構内や電車が通る高架下の音よりも大きな音。
通園バスの駐車場所が、幼稚園や保育所などの建物から離れていた場合でも、近所の人がブザー音に気づいて園まで知らせてくれます。
離れた遠隔地に知らせることもできる
sos-0001は、エンジン停車後はバッテリーで電力を供給して、50分の充電で最大2時間起動し続けます。
通常仕様であれば、この間に人を検知すると車外に設置されたブザーから、前述したように大音量のブザー音が鳴りますが、オプションで離れた遠隔地に通信で異常を知らせることも可能です。
※2022年11月現在では遠隔通信オプションは製品仕様改良のため販売を延期しています。
まとめ
通園バス内の子どもの置き去り事故を受けて、政府は令和5年4月に置き去り防止装置の設置義務を開始します。
置き去り防止装置にはさまざまな種類がありますが、人のみを検知するAIセンサーカメラと、大音量ブザーの合わせ技で、いち早く車外に異常を知らせることができるものを選びましょう。
2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。
品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式
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