【バス車内】園児の置き去りを防ぐ3つの検知システム
「通園バスに置き去り、水筒が空っぽだった」
ニュースの見出しに息をのんだ記憶が新しい、園児の通園バス置き去り事故。
令和5年4月には、すべての通園バスで置き去り事故を防ぐ検知システムの導入が義務づけられますが、園側はどのような検知システムを導入すればいいのでしょうか?
今回は、通園バスに設置する2種類の検知システムと、保護者と園児の無事を共有するシステムの合計3種類をご紹介いたします。
目次
通園バスに園児が置き去りにされる事故を防ぐ3つの検知システム
園児の安全を守るために、これから通園バスに置き去り検知システムの導入を検討している方は、主に2種類から選ぶことになります。
- 後方のボタンを押して安全を確認するシステム
- AIカメラによる人感センサー
これらに加えて、保護者と園が園児の登園・降園の記録を共有できるシステムがあれば、より園児の安全を守ることができます。
後方のボタンを押さなければキーが抜けないシステム
海外で導入されている検知システムです。
運転手がエンジンを切ったあとに、通園バスの後方に行ってボタンを押すとキーが抜けるシステムになっており、必然的にバスの後方まで確認することができるようになっています。
しかしこの検知システムは、大規模な改造が求められるため、通園バスによっては導入できない可能性があります。
AIカメラによる人感センサー
弊社の「sos-0001」のような、人のみを検知するAIカメラを4つ設置して、死角をなくし、人感センサーで万が一の際は検知することができます。
人感センサーで異常を検知した際は、地下鉄構内よりも大きな音である107dBの大音量ブザーで、周囲に異常を知らせることができます。
人のチェックに加えて、このような検知システムとの二重チェックを行うことで、置き去り事故を未然に防ぐことができます。
登園共有システム
園児が登園したら、事前に配布したタグを読み込むことで、保護者のスマートフォンに登園や降園した旨が通知されるものです。
欠席連絡や体温記録、保護者への連絡など一貫して兼ねそろえているものもあるので、導入することで保護者と園とで、園児が無事に登園したかどうかを確認することができます。
まとめ
通園バスを利用するすべての園児の安全を守るために、検知システムを導入して、人と検知システムとの二重チェック。
さらには、登園してから保護者へ登園した旨を通知することで、園児の安全を守ることができます。
2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。
品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式
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