シンプルでも効果絶大!【降車時確認式】バス置き去り防止装置
幼稚園や保育所などの送迎用バスでの置き去り事故は、けっして他人事ではなく、少しの油断やミスで起こってしまうものです。
2022年9月に、静岡県の認定こども園で起こった通園バス置き去り事件を受けて、大阪府が保育施設など約4,200ヵ所を対象に調査を行いました。
その結果、2017年4月~2022年11月の約5年半の間に、バス車内への置き去りが19件もあったことが判明しました。
各自治体でも急遽同様の調査を行い、多数の園バス置き去り事故が判明しています。
国のガイドラインで置き去り防止装置「降車時確認式」「自動検知式」の要件を策定
從來から行われている置き去り防止対策としては、以下のようなものがあります。
- 乗車時に子供の人数や名前を確認している
- 降車時に車内の確認をしている
- 置き去り防止に関する研修をしている
しかし、このような防止対策や研修を行っても、突発的に起こるヒューマンエラーをおぎない切れず事故が発生しているのが現実です。
このような流れを受け、バス置き去り防止に対するヒューマンエラーを補うための安全装置に関するガイドラインが、2022年12月に策定されました。
これにより採用された防止装置が「降車時確認式」と「自動検知式」の2種類になります。
すでに義務化されている韓国で運用実績がある「降車時確認式」安全装置
韓国では2019年からバス置き去り防止装置の設置が義務化されています。スクールバス大国であるアメリカなどでも、一部の州ではすでに義務化されています。
そこで実際に設置され置き去り防止効果が実証されているのが、国のガイドラインで定められた2種類の装置になります。
特に「降車時確認式(押しボタン式)」は、非常にシンプルなシステムながら効果も絶大で、多くのバスに設置されています。
置き去り事故の原因である、「運転者等の確認忘れ」や「突発的なヒューマンエラー」をおぎなうことができ、非常に効果的です。
また、運転者等の車内確認を習慣化する効果もあり、シンプルで安価な装置ながら、コストパフォーマンスも抜群です。
TCIの降車時確認式「バス置き去り防止装置」SOS-0006
TCIのSOS-0006は、国のガイドライン要件を満たしつつ、さらに子供用「非常用ボタン」を設置することで安全性を向上させています。
ヒューマンエラーをおぎないつつ、人による車内確認を習慣化してくれる、降車時確認式「バス置き去り防止装置」などで疑問点などあれば、お気軽にお問い合わせください。
2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/anzen/list.html
品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式
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