福岡のクレーン事故事例3選【再発防止策も解説します】

クレーン事故は、年間2,400件ほど発生していると言われています。全国各地で様々な原因によりクレーン事故は発生しており、原因の究明や再発防止策を講じることが求められます。

本記事では、福岡で起きたクレーン事故を3つご紹介するとともに、再発防止のために何を行うべきかを解説します。

福岡のクレーン事故事例3選

はじめに、福岡のクレーン事故事例を3つご紹介します。

  • 重さ4トンの鉄板の束落下
  • クレーン車の落下
  • クレーン車が横転

それぞれ順番に見ていきましょう。

重さ4トンの鉄板の束落下

1つ目は、重さ4トンの鉄板の束が落下した事故事例です。

2日午前10時50分ごろ、福岡市博多区板付の建設現場で、クレーンでつり上げていた鉄板の束が落下し、作業をしていた福岡県篠栗町尾仲の会社員、田中義夫さん(34)が下敷きになった。田中さんは搬送先の病院で死亡が確認された

福岡県警博多署によると、落下した鉄板は長さ7・5メートル、幅44センチの9枚で、重さ計約4トン。トラックの荷台の上で資材を誘導していた田中さんが下敷きになった。死因は失血だった。

同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、安全対策が十分だったかどうかを調べている。

引用:産経新聞

上述の通り、今回の事故の原因としては「安全対策が不十分であったこと」が挙げられています。現場での作業マニュアルを確認することはもちろん、会社全体で呼称確認や指差し確認といった、基本的な確認を行っているかを今一度マニュアル化することが重要です。

クレーン車の落下

2つ目は、クレーン車が落下した事故事例です。

12日午前10時すぎ、福岡市中央区大名2丁目の大名小跡地の再開発現場で、「大型クレーン車1台が約7メートル下に落下した」と119番があった。運転していたとみられる男性作業員1人が病院に搬送され、福岡市消防局によると意識不明の重体という。

 福岡中央署によると、クレーンのアーム部分の長さは約40メートルで、土台工事中に横転。アーム部分が隣接するビルに倒れかかり、壁の一部を壊す被害も出た。

 現場は繁華街の天神に近く、市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の一環で米国系高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」などを核とする地上25階、地下1階の複合ビルを建設中だった。

 隣接する公団に住む男子大学生(21)は複数の消防車が駆け付けた現場を見守った。「ガターン、ガタガタッと何かが崩れるすごい音がして建物が揺れた。こちらに倒れてきていたらと考えると本当に怖かった」。近くに住む女性(46)も「ドーンという音とともに壁や窓ガラスがぎしぎし揺れた。すぐに事故だと思った」と話し、助け出された作業員の安否を気遣った。

引用:西日本新聞

こちらの事故の原因は明らかにされていませんが、クレーン車が落下する際に考えられる原因として「納期を優先し、安全を第一で考えていなかった」「人為的ミス」「積荷を優先し、周囲確認を怠った」ことなどが挙げられます。

人の力に頼って運転をしている以上、マンパワーに頼らずに事故を防止する策が重要になります。

クレーン車が横転

3つ目は、クレーン車が横転した事故事例です。

「青色のクレーンが黄色のクレーンに覆い被さるように倒れています」

工事現場で横たわった大型のクレーン車。

すぐ横には住宅があり、あわや大事故となるところでした。

クレーン車が倒れていたのは北九州市門司区高田のマンションの建設予定現場で、警察によりますと、19日、大型クレーン車が地下の配管をつり上げようとしたところ、バランスを崩し横転したということです。

現場はJR門司駅のすぐ近くにある住宅街でしたが、クレーン車が横転したことによる建物への被害はなくケガ人もいませんでした。

引用:ヨテミラ

こちらの事故では死傷者は出ていませんが、クレーン車が横転する事故は福岡に限らず、全国各地で見られます。

クレーン車が横転する事故の原因の多くは、クレーン車のバランスを崩すことです。たとえば、今回の事故事例のように配管とクレーン車のバランスが崩れたり、周囲への確認不足でクレーン車のタイヤが引っかかり、バランスを崩して横転するケースなどが挙げられます。

運転者自身では気づきづらいケースも見られるため、クレーン車を運転する作業者のみならず、現場にいる作業者全員で安全管理を行う意識が大切です。

クレーン事故を防ぐために行うべきこと

上述の通り、福岡でも様々なクレーン事故が発生しています。

クレーン事故を防ぐために、厚生労働省では「クレーン災害をなくすために」という資料を展開しており、以下に厚生労働省が出している移動式クレーンの点検項目をご紹介します。

併せて「積載型小型移動式クレーン」の場合、平成31年3月以降に製造されたものに関しては、構造規格改正により過負荷防止装置が付いています。

しかし、令和6年現在でも当該装置のないものが多くあり、「安定モーメント ≦ 転倒モーメント」となる場合に転倒します。

上記のチェック項目をすべて満たしても、すべての転倒事故を防げるわけではないかもしれません。しかし、安全管理の一環として、必ず定期的に点検を実施するべきです。

また、クレーン事故の中には、クレーン車と歩行者や車両が激突する事故も度々発生します。これは、運転者の「周囲の確認不足」「そもそも歩行者がいることに気付けなかった」ことが大きな原因です。

クレーン車は人が運転する以上、目視による確認では限界があります。そこでお役立ていただきたいのが、当社が取り扱っているクレーン車専用カメラです。

クレーン車を取り扱う現場では、どうしても「納期」を優先した作業が発生することもあります。そういった中でも、安全管理や業務効率化の一助となれるのが当社のクレーン専用カメラになりますので、ぜひこの機会に概要資料を無料でダウンロードください。

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