バス置き去り防止ブザースイッチ

【通園バス】子供の車内置き去りの現状と防止する方法について

子どもの車内置き去りを防止するには

昨今、園児が通園バスに置き去りにされ熱中症で死亡する事故が、福岡県や静岡県で相次いで発生しました。子どもをもつ私たちも、これらの事故にとても胸を痛めており、人ごとではないと感じております。

このようなバス車内置き去り事故が今後も発生しないよう、しっかりと対策を打つ必要があります。

それでは一体どのような対策をとればよいのでしょうか?
今回はそんな『子供の車内置き去り防止』についてお話させていただきます。

子供の車内置き去りの現状について

多発している子供の車内置き去りを完全に防止するには、人の目だけでは不十分なのが現状です。幼稚園や保育園は人手不足が深刻化していることや、ついつい見逃してしまうというヒューマンエラーがあることも原因とされています。

目視では不十分、人手不足、ヒューマンエラー

近年の発生事故件数

内閣府の調査によりますと、2021年度、全国の保育所や幼稚園、認定こども園で発生した事故は2,347件と、過去最多となっています。

このうち子どもが死亡したケースは5件で、件数こそ過去に比べて減ってきてはいるものの、ゼロではありません。そして、事故が増えた原因に、保育現場の人手不足があると言われています。

事故:2347件、死亡事故5件

子供車内置き去り事故防止の為に必要なことは?

例として静岡県で起きたバス置き去り事故も、一番の原因は『ヒューマンエラー』だとされています。

しかし、人の命に関わる仕事のため、事故の原因を単なるヒューマンエラーとして納得させることは到底できません。

確実な再発防止に向け、人の目だけではなくテクノロジーの活用が不可欠となってきています。

ヒューマンエラーではすまされない、テクノロジーの活用が不可欠

【まとめ】車内確認用後方ブザーのおすすめ

置き去り防止、車内確認後方ブザー

このような現状から弊社では、通園バスの置き去り防止システムとして『車内確認用後方ブザー』を開発しました。

一刻も早く事故がなくなってほしいという想いから、他のどのプロジェクトよりも先行して開発に取り組んでまいりました。そして開発に成功し、2022年10月3日から販売を開始しています。

こちらのシステムでは、エンジン停止後、車内後方で警報ブザーが鳴ります。運転手らが車内後部まで行ってブザーを止める際に、車内に子どもが取り残されていないかを確認できる仕組みになっています。

単なる『ブザーを止めに行く』という作業ではなく『子どもが車内に取り残されていないかを確認する』という習慣化を促すことにも繋がります。

置き去り防止車内確認後方ブザーシステム

このように、予期せぬヒューマンエラーをテクノロジーで補填することで、悲惨な事故を未然に防ぐことができます。

人員が不足している幼稚園や保育園にこそ、必要な部分をオートメーション化していくことが必要です。

車内置き去り事故が二度と発生しないよう、今後こちらのブログで、車内置き去り防止装置の義務化についてや、車内置き去り防止装置の詳細についてご紹介していきます。

 

バス置き去り防止 安全装置 補助金対象品 SOS-0006

2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。

品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式

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  • この記事を書いた人

株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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