クレーン専用カメラ

【重要】ラフタークレーンのブームカメラの必要性について

ラフタークレーンのアイキャッチ画像

こんな悩みを解決します!

  • ラフタークレーンの作業効率をあげたい…
  • ラフタークレーンの事故を未然に防ぎたい…
  • ラフタークレーンのブームにカメラを取り付けたい…

これらの悩みを解決できる記事を今回はご用意しました!

ラフタークレーンは、文字通りクレーンを備えた自走できる車両であり、四輪駆動で、少々の不整地でも安全に走行可能です。
車種によっては、ブームが最大60mを超える車種もあります。

しかし、クレーンに関して事故はつきものであり、建設業における三大災害のひとつにもあがるほどです。

まずは、ラフタークレーンでどういった場合に事故が発生するかを確認していきましょう。

ラフタークレーンの事故が発生する原因

ラフタークレーンは様々な原因で事故が発生する危険性があります。
高さがあることや吊り荷の重さなどから、少しの事故でも大きな被害になりかねない可能性があるため、
クレーン作業は細心の注意を払う必要があります。

今回はクレーンの作業中に発生する事故の主な原因を3つご紹介します。

養生不足

軟弱地盤などでの作業時において、養生をしない・足りないことで、クレーンの吊り荷作業中に転倒してしまうことがあります。
ラフタークレーンが軟弱な地盤で不安定になり、吊り荷の重さと相まって転倒してしまうのです。

対策としては、クレーン作業では十分な養生をおこない、必要に応じてアウトリガを設置する、などがあります。

建造物解体中や木々伐採中のクレーン車転倒

伐採する木や、解体する建造物等の対象物の質量予測を誤ったり、過負荷によって転倒が発生することがあります。
作業対象物がクレーンが耐えられる負荷を超える場合などで発生し、転倒のリスクが高まります。

対策としては、適切なクレーン車を選定をしたり、質量予測や作業手順の確認を十二分に行うなどがあります。

吊り荷落下事故

ウインチワイヤーロープ点検不足による切損や玉掛け不良などが原因で、吊り荷の落下が発生する事故があります。

対策としては、日常的にウインチワイヤーロープのメンテナンスを実施したり、玉掛け作業は有識者が行うなどがあります。

ラフタークレーンの事故が発生するその他の原因

上記では作業中での事故事例を紹介しましたが、事故が発生するのはそれだけではありません。
冒頭でも触れましたがが、ラフタークレーンは自走する車両のため、走行中にも事故が発生する恐れがあります。
車体が大きいのでその分死角も発生しやすくなります。
代表的な事故事例は次のようになります。

左折時の巻き込み事故

日本のラフタークレーンは基本的にブームが、運転席から見て左側に取り付けられているため、
必然的に左側で死角が発生しやすくなります。

とりわけ、左折時は死角がうまれやすく巻き込み事故のリスクが大きく増加します。
運転席からは車体左側が確認しづらく、接近している歩行者などを検知するのが難しくなります。

そういったことが原因で、巻き込み事故が多く発生しています。

ラフタークレーンにブームカメラを取り付ける重要性

では、ラフタークレーンにブームカメラを取り付ける重要性とはどういったものでしょうか。

事故防止

まず第一に、安全対策・事故防止があげられます。
上記のような事故のすべてとはいかないまでも、多くの事故がブームカメラを取り付けることによって、防ぐ・最小化することが可能になります。

例えばアームにカメラを取り付けていれば、左折時の死角をなくすことができるため、
可視領域が増えることで、巻き込み事故のリスクが大幅に減ることとなるでしょう。

作業効率アップ

そして安全対策だけでなく、作業効率のアップも図ることができます。
例えばブームの先端にカメラを取り付けることで、運転席のモニターでクレーン先端から真下の状況を確認できるため、
地上作業周辺の確認もできたりと、
安全性や作業効率の向上、事故防止を図ることが可能になります。
また、物と物の間に吊り荷を降ろしていくような作業の効率化にも役立ちます。

クレーンの事故を防ぐ!ラフタークレーン対応のクレーンカメラ

ラフタークレーンの事故を防ぐには、危険事象および負荷や死角を理解することが大切です。
とは言っても死角に関しては、ミラーを利用したとしても人間の目には限界があるのは事実です。

なんでも説明しているように、左折時の巻き込み事故に加え、高所などの死角での作業は、
気を付けていても事故が発生してしまうものです。
そういった皆様は、クレーンカメラなどの導入も検討してきたことでしょう。

そこで上記のようなお悩みにぴったりなクレーンカメラのご紹介です。

TCIのTRAIL CAMERA(トレイルカメラ)

TCIのTRAIL CAMERA(トレイルカメラ)は、海コントレーラーのトラクター、トレーラーに特化した工賃無料で取り付けられるバックカメラですが、そこに弊社のクレーン用のステーを導入すれば、クレーン専用カメラとして使用することが可能になります。

ステーを導入することで、常に下方向を見続けるカメラにすることが可能になりました。

本製品は磁石による取付と、バッテリーによる給電で、取付に必要な専門的な作業をすべて不要にしたワイヤレスカメラとなっており、
磁石の力で、取り付けるので鉄であればどこの部分でも取り付けできることから、基本的にあらゆる車両に工賃無料で取り付けることができます。
取り付け、取り外しがカンタンに行えますし、脱着に工賃が一切かかりません。
それでは、TRAIL CAMERAの具体的な特徴について解説していきます。

磁石による取り付けで、脱着が自由

TCIのTRAIL CAMERAは、強力な磁石の力で、車両に取り付けます。
鉄であればどんな位置にも取り付けられるので取り付ける位置を自由にカスタマイズできます。

 

つまり、クレーンの場合、走行時はブームの中央付近に、作業時はブームの先端に取り付け位置を変えたりと、
用途に応じた安全対策が可能になります。

 

後ほど紹介する給電バッテリーにも磁石が内蔵されているため、カメラ・バッテリーともにワンタッチで取り付けることができます。
ちなみに、使用している磁石は、ネオジム磁石というもので、永久磁石とも呼ばれるほど磁力の寿命が長いことで有名です。
またTCIでは2万回の耐振動テストをしており、現時点(2022年4月)では、振動により車両から脱落したという事例はありません

バッテリーによる給電で、配線作業が不要

TCIのTRAIL CAMERAは、カメラとは別体のバッテリーから、カメラに給電するため、運転席からブームまでを配線で繋ぐ作業が不要になります。
特に大型の車両の配線作業は難易度が高く、専門業者への依頼が必要不可欠でしたが、TCIのTRAIL CAMERAはそもそも配線作業が不要なので、手元に商品が届いてから、すぐに簡単にバックカメラとして活用することができます。

もちろん取り付け工賃は不要です!

また、バッテリーの稼働時間は約17時間と、1日の運転には十分活用できます。
例えばバッテリーを2つお持ちいただくと、「片方を使用している間、もう片方を充電して、充電が切れたら交換する」といったように、
エンドレスで使用することもできます。
これら磁石とバッテリーによって、取り付けにかかるコストを最小限にしたのがTCIのTRAIL CAMERAです。

高さ40mの安定した通信

取り付けがいくら簡単になったとはいえ、ワイヤレス(無線)の商品なので、通信が安定しなければ活用できませんよね。
TCIのTRAIL CAMERAは、長尺の車両に向けて作られた製品であり、
高さ40mのクレーンでも実際に動作検証ができています。
環境などにもよりますが、タイムラグもほとんどなく、安定した通信ができる製品となっています。

技適マークを取得

TCIのTRAIL CAMERAは、技適マークを取得しています。技適マークとは、無線通信機器において電波法の基準に適していると総務省から認められたことを証明するマークです。
技適マークがついていることにより、電波法を犯すリスクがなくなります。電波法は、基準に適していない無線通信機器を使用した者が罰を受けるとされています。そのため、ネット上に安価で販売されている無線通信機器を購入する際は、十分注意してください。
TCIのTRAIL CAMERAであれば、技適マークを取得しているため、電波法を犯すリスクもありません。またデジタコなど、他の通信機器に電波が干渉するといったリスクも限りなく低くなります。

モニターはシガーに挿すだけ

TCIのTRAIL CAMERAは、カメラの取り付けだけでなく、モニターの設置もかんたんです。
モニターの設置は専用の台座でダッシュボード上に固定するだけです。
また、モニターの給電は、シガープラグを車両のシガーソケットに挿入するだけで完了します。
ちなみに。モニターの動作電圧はDC 12V~24Vまで対応可能です。

その他の特徴

TCIのTRAIL CAMERAは以上の大きな特徴に加えて、さまざまな特徴を持っています。
実際にそれら特徴をかんたんに解説していきます。

赤外線IR搭載

TRAIL CAMERAは、赤外線IRを搭載しているため、夜間でも視認性が高く、暗視距離は8~10mとなっています。
また、夜間でも、モニターの映像が綺麗だと評判です。

防塵防水規格IP67取得

IP67は、完全防塵かつ30分間の水没に耐えられる防水性能です。カメラ、バッテリーともに防水仕様なので、雨の日でも気にせずに使用できます。

カメラから音を取得して、モニターから出力

カメラにマイクが内蔵されており、マイクから取得した音声が、モニター裏のスピーカーから出力できる仕様です。万が一の際も、車両の後方から、運転席に声が届けられます。

工賃無料でラフタークレーンにバックカメラを取り付けて安全管理!

今回は、ラフタークレーンに工賃無料で取り付けられるバックカメラ(TCIのTRAIL CAMERA)についてご紹介しました。
TCIのTRAIL CAMERAの特徴についておさらいしておきます。

TRAIL CAMERAの特徴

  • 磁石による取り付けで、脱着が自由
  • 脱着が自由のため、走行時・作業時など用途に応じて取り付け位置を変更可能
  • バッテリーによる給電で、配線作業が不要
  • 取り付けにかかる費用・時間コストを全てカット
  • 最大70mの安定した通信(高さは40Mまで実測済み)
  • 技適マーク取得で、電波法抵触のリスクゼロ

TCIのTRAIL CAMERAは、クレーン用のステーを使用すればクレーンカメラに様変わり!
死角を補う補助カメラとして、作業効率を補うブームカメラとしてなど、さまざまな用途で使用が可能。
もちろんバックカメラとしても取り付け可能です。
このTRAIL CAMERAが、少しでも安全管理のお役に立てたら幸いです。

TRAIL CAMERAの詳しい資料はこちら!

製品情報を詳しく知りたい方は下記ボタンからご覧ください。

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  • この記事を書いた人

株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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