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スクールバスの置き去りトラブル…過ちを繰り返さない為に出来る事は?

スクールバスの置き去りトラブル…過ちを繰り返さない為に出来る事は?

公共交通機関が少ない地方でなどでは、バスは地域社会と人を繋げる欠かせないツールのひとつです。ですが近年幼稚園の送迎、スポーツクラブの送迎などで利用されているスクールバスでのトラブルが増加しています。

スクールバスで起こるトラブルの中で一番注目されているのがスクールバスから子供を降ろすのを忘れてしまういわゆる「置き去り」です。置き去り事故では何人もの幼い命が亡くなってしまっています。

最近でも2022年11月11日に広島市の特別支援学校で、スクールバスで小学部の児童が45分間スクールバスの中で置き去りにされるという事故が起こっています。こういった置き去り事故を起こさないためにどうしたらいいのか原因や解決策をこれから考えていきましょう。

スクールバスにおけるトラブル例と起きてしまう理由は?

スクールバスにおけるトラブル例と起きてしまう理由は?

児童を乗せているスクールバスでは様々なトラブルが発生します。例えば「児童の体調不良」「交通事故」「災害」など様々なトラブルがあります。

次からはどういったトラブルがあるのかをいくつか事例を交えて紹介します。普段の業務の中でどのようなことに気を付ければいいのか考えていきましょう。

スクールバスで起きるトラブルとは

交通事故

交通事故の原因には「人」、「車」、「道路環境」という3つの要素が深くかかわっています。その中でも「人」、つまり運転者に起因する割合が極めて高く、この運転者のエラーをどのように防ぐかが交通事故を予防するために最重要課題となります。
ですが、いつどこで交通事故が起こるか分かりません。まずは事故が発生した場合のマニュアルを作成しておくのがおすすめです。

児童の体調不良

こちらもいつ起こるかわからないトラブルです。まずは落ち着いて様子を確認し、場合によっては救急車を呼んで対応しましょう。

災害

災害はいつどのように起こるか予想がつきません。万が一の場合に備えて準備を欠かさず行いましょう。

中でも多い「置き去りトラブル」

近年スクールバスでのトラブルで一番多いのが「置き去りトラブル」です。

福岡県中間市で去年、保育園の送迎バスに当時5歳の男の子が置き去りにされ熱中症で死亡した事件で11月8日、元園長ら2人に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

この事件以外にもたくさんの幼い命が置き去りによって失われるという悲しい事故が発生しています。

【対策】スクールバスの置き去りトラブル…国でも対策がすすむ?

【対策】スクールバスの置き去りトラブル…国でも対策がすすむ?

相次いでスクールバスでの置き去りトラブルが発生したため、政府は再発防止のために幼稚園などの送迎バスに安全装置の設置を義務づけることを決定しました。

これから緊急対策の詳しい内容、そして事件の再発を防ぐための政府の取り組みについて紹介します。

所在確認や安全装置の装備義務づけ

2023年4月から、児童がスクールバスに乗る時や降りる時の所在確認と、置き去りを防ぐための安全装置の設置が義務づけられます。

子どもの所在確認は、保育所、幼稚園、認定こども園、特別支援学校などに加え、小学校や放課後児童クラブなども対象です。

続いて安全装置の設置は、保育所、幼稚園、認定こども園、特別支援学校など合わせておよそ4万4000台の送迎バスが対象になり、1年間の経過措置が設けられます。

都道府県による指導監査などで、適切な対応が行われているかを確認し、義務違反が明らかになった場合には、業務停止命令の対象となり得るとしたうえで、命令に従わない場合は罰則を科すこともあるそうです。

安全装置のガイドラインの作成

安全装置の仕様に関するガイドラインを、年末までに作成する事も義務付けられています。

安全管理マニュアルの作成

安全管理の徹底に関して、園長などの責任を定めたわかりやすいマニュアルを作成し、この中では、送迎業務の流れにそってポイントを整理したうえで、子どもが置き去りになっていないかを確認するチェックシートも盛り込んでいます。

スクールバスでのトラブル解消に!聴覚・視覚で危険を伝えます!

スクールバスでのトラブル解消に!聴覚・視覚で危険を伝えます!

置き去りトラブルが多発し、これからスクールバスの安全装置の設置が義務付けられる世の中で、弊社の安全装置をおすすめします。

これから簡単に装置の説明を致しますのでこれから安全装置を導入しようとしてる方は参考にしてみてください。

聴覚・視覚での警告システム

弊社のブザーはAIカメラが人間を検知した場合、大音量の警告音で知らせます。音(聴覚)と光(視覚)で周囲に知らせることで、より確実な置き去り防止につながります。

安全なバッテリーを使用

SOS seriesのバッテリーは、ハイブリット車の駆動用バッテリーとしての実績がある「LiFePO4」(リン酸鉄リチウムバッテリー)を採用しています。

カーバッテリーへの負担を大幅に軽減しつつ、AI(人工知能)による停車後の車内監視を可能にしています。

当製品のバッテリーは約50分で充電

わずか50分で0%から100%にまで充電することができるので、充電がなくなってしまってもすぐに使用することができます。

まとめ

スクールバスでの「置き去りトラブル」が注目されている世の中、政府もスクールバスに安全装置の設置を義務付けることが決定し、焦っていることもあるでしょう。

まずは安全装置を設置することも大事ですが、どのようなトラブルが考えられるかまずは話し合ってからマニュアルを作成し、どんなトラブルにでも落ち着いて対処できる体制を整えていきましょう。

どんな時も大切なのは命です。幼い命を守るため、まずはできるところから対策を整えていくことがとても重要です。

SOS-0001、SOS-0006置き去り防止装置

2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。

品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式

補助金対象商品についてはこちら

SOS-006の詳細はこちら

お問い合わせはこちら

  • この記事を書いた人

株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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