クレーン専用カメラ

【朗報】クレーンに安くて簡単に取り付けが可能なブームカメラ

ブームカメラの紹介記事アイキャッチ

皆さんこんにちは。

今回はクレーン向けのカメラについての記事になります。

「クレーンのブームに補助カメラを取り付けたい」

「クレーンカメラの導入の価格を安く抑えたい」

とお考えのみなさま。

本記事では、クレーンのブームに安くて簡単に取り付けができ、そのまますぐに使用できるカメラのご紹介です。

 

この記事の内容

  • 業種別に見る建設業界の事故
  • クレーンカメラの選び方
  • クレーンのブームにリーズナブルな価格で機能性抜群の補助カメラを導入する方法

 

建設業における安全対策

建設業は、あらゆる業界の中でも事故の発生件数が多く、かつ事故が起きた場合の死亡リスクが高い産業でもあります。

実際の事故の件数を見てみましょう。

業界別で見る建設業の死亡事故発生件数

令和3年の災害発生状況

令和3年(1月~12月)に発生した死亡事故のうち、建設業は全産業の中でトップの288人の死亡事故が発生しました。これは全体の33.2%にあたります。

2位が製造業の137人であることから、死亡事故の発生件数において、建設業がいかに突出しているかがわかるかと思います。

また、休業4日以上の死傷者についても16,079人と、全体でも3番目に多い数字となっています。

上記の数値からわかるように、建設業は業種別において事故の発生率が高く、その中でも死亡に繋がるリスクが高いと言える業界となってしまっています。

つまり、安全対策にはまだまだ多くの課題が残っており、改善の余地があると言えるでしょう。

出典:労働災害の現状(一般社団法人 全国建設業労災互助会)

クレーンカメラの選び方

クレーンカメラの選び方で重要な要素となってくるのが、有線か無線というところです。

どちらでも取り付けは可能ではありますが、個人的には無線カメラを推奨しています。

下記は、無線と有線を比較した表となっています。

無線カメラ 有線カメラ
取付工事 カンタンに取り付けができる。 取り付けの時間やコストがかかる。
取付位置 クレーンの可動域にも取り付けが可能。 クレーンの可動域への取り付けは難しい。
給電方法 電源取得作業が必要。 電源取得作業が必要。
汎用性 配線作業が不要なので、付け直しや用途変更がカンタン。 基本的に用途が固定される。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

取り付け工事

無線カメラは、文字通りモニターとカメラを繋ぐケーブルが無いので、取り付け工事が容易になります。

ただ、無線カメラだからと言って、工事がまったく不要というわけではありません。

カメラを起動するにあたって、電力の供給が必要になります。

そのためには、基本的に有線で電力を取得する必要があり、配線作業が必要になります。

取付位置

次に取り付け位置ですが、無線カメラは先述のとおり、モニターからカメラまでの配線が不要のため、取付場所を選ばずに設置が可能になります。

一方の有線の場合ですと、ケーブルは固定ですので、可動域に取り付けると断線の恐れがあり、取付は現実的ではありません。

バックカメラとして固定するのであれば、有線でもさして問題はありませんが、

ブームの補助カメラとしての使用の場合は無線である方が望ましいでしょう。

給電方法

給電方法に関しては、有線カメラはもちろん有線での電源取得が必要になりますが、

無線カメラであっても上述のとおり、基本的に有線で電源を取得する必要があり、結局のところ配線作業が必要になります。

汎用性

汎用性は無線タイプに分があります。

モニターとカメラの配線が不要であるため、ケーブルが無い分カメラを移動させることが容易であります。

とは言え、電源取得のための配線作業を行っている場合は、あまり労力は変わらないともいえるでしょう。

TCIのクレーンカメラ

上記の観点から行くと、

「無線タイプであっても電源取得で配線が必要ということは、有線とあまり変わらないんじゃないの?」

そう思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、そう思うのはまだ早いです。

株式会社TCIで保有しているクレーンカメラは、一般的なクレーンカメラとは大きくことなるカメラであります。

CMBC-0001

TMBC-0001クレーンオプションの図

 

TCIのクレーンカメラである「TMBC-0001 クレーンオプション」は配線作業が一切不要のクレーンカメラです。

もちろん電源取得の配線作業も不要にしており、完全ワイヤレスを実現したカメラとなっております。

クレーン専用ステーを使用すればブームカメラとしての使用も可能になります。

カメラの詳細について見ていきましょう。

磁石での取付で自由自在に取り付け

TCIのクレーンカメラ

TMBC-0001 クレーンオプション」が完全ワイヤレスである所以は、カメラの給電がバッテリーからの給電式の仕様であるというところにあります。

上図のようにカメラとバッテリーを接続するだけで、有線での電源取得作業を不要として、電力の供給を実現しております。

また、カメラステーとバッテリー両方ともネオジム磁石という超強力な磁石を使用し、安心の取付を保証しております。

もちろん今までで落下したという事例は一切ございませんし、それに加え、上図のように落下防止ワイヤーもございますので、

落下の心配が無く、安心してお使いが可能になります。

そうして、取付工事をせずともカメラの導入することが可能になりました。

ですので、専門的な知識が一切不要で、わずか3秒でカメラの取付が可能となっております。

また、クレーンステーの仕様で常に垂直下方向を見続けるカメラとなっており、作業効率や安全管理の向上につながります。

モニターの設置

TMBC-0001 クレーンオプション」はカメラの取り付けだけでなく、モニターの設置もとてもかんたんです。

モニターの設置は両面テープまたはビス止め固定、給電はシガーケーブルをシガーソケットに挿入するだけで完了です。

モニターの設置もほとんど時間を取らず、業者も呼ばずに設置が可能となっております。

※カメラもモニターも動作電圧は12~24Vとなっています。

安定した伝送距離

TMBC-0001 クレーンオプション」は最大伝送距離は70mであり、垂直方向への最大実測としては40mまで検証済みとなります。

ラフタークレーンのフックに取り付けし、モニターで映し出された映像は以下になります。

 

クレーンの取付様子

 

このような高さでも問題なく通信が可能なカメラとなっています。

その他の詳細な情報については、下記をご覧ください。

 

さまざまな車両・用途で使用可能

取り付けがカンタンという事は、取り外しもカンタンということであります。

例えば、バックカメラとして使用したい場合は、クレーンステーを取り外し、標準で同梱のマグネット台座を使用すれば、クレーンのバックカメラに早変わりします。

また、別の車両で使い回したいといった場合でも、簡単に取り外して、別の車両にといった作業をすぐに行うことができます。

もちろんすべての作業で業者を呼ぶ必要はありませんので、工賃は無料となっております。

バックカメラとしての仕様は下記をご覧ください。

まとめ

今回は完全ワイヤレスでの取付を実現した「TMBC-0001 クレーンオプション」の紹介をさせていただきました。

クレーンカメラは種類が少なく、かつ非常に高額であり、取付も難しいという事情があります。

TCIのTRAIL CAMERAはそういった導入への懸念や障壁をすべて取り除いた商品となっております。ここで、本記事の紹介内容をおさらいします。

<TMBC-0001 クレーンオプションで解決!>

☑ 電源取得から配線作業まで、一切の取付工事を不要とし、誰でも3秒で簡単に取り付けが可能。

☑ 自重作用により、常に垂直下方向を見続けるカメラであり、安全管理および作業効率の向上に貢献。

☑ 標準同梱のマグネット台座を使用することで、バックカメラにも早変わり。

 

商品に関するお問い合わせは下記ボタンよりお願いします。

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  • この記事を書いた人

株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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