バス置き去り防止カメラ

子どもの想定外の行動! シチュエーション別園バス車内置き去りリスクと対処方法

子どもは想定外の行動をします。歩道を歩いていたのに車がすれ違うと同時に車道に飛び出したり、車の窓から手や顔を出したりすることもあり、大きな事故につながることもあります。

今回は、園バスで考えられるシチュエーションをあげて、子どもの想定外の行動がバス車内置き去りにどうつながるのかをお話しします。

いつもの通園

いつもの通園

園バスは、通園で利用することがほとんどです。乗りなれたバスに顔なじみの先生や友達と乗車することはとても楽しいことです。乗車するバス停によっては、かなり長い時間乗車することもありますが、保育士や職員たちは子どもを飽きさせない工夫をしながら楽しい園バスの時間を過ごしています。

しかし、子どもはより楽しいことを求めます。降車時にかくれんぼをして大人を驚かせたいと思うかもしれません。全員が降車したと思わせてこっそりとバスに戻ってしまうかもしれません。子どもたちの想定外の行動は、日常の中にひそんでいます。

本来ならば点呼や出席確認を行えば、園バス車内置き去りは防ぐことができます。しかし、「点呼忘れ」というヒューマンエラーも想定外のひとつです。すべての想定外に対応できる対処が必要です。

遠足などのイベント時

遠足などのイベント時

幼稚園や保育園では、日帰り遠足や芋ほりイベントのように近距離でのおでかけに園バスを利用することがあります。たとえ近距離であっても、自宅と園の往復しかしたことがない子どもたちにとって、ルートをはずれた移動は緊張するでしょう。そのためイベント時は想定外の行動が起きやすくなります。見たことがない場所に来たことでバスから降りることを嫌がる子、園バスに不慣れで降車のタイミングがわからない子もいます。保育士や職員は園バスに慣れているため「降りて当たり前」と思いますが、大人にとっての当たり前が子どもにとっての当たり前とは限らないのです。

点呼さえしっかりと行っていれば車内置き去りは発生しないはずです。しかし、遠足のようなイベントはスケジュール通りに進まず、遅れることがあります。保護者のお迎えの時間や道路事情を考え、最優先すべき点呼を省略してしまうことがあるのです。遠足やイベント時は、子どもだけでなく大人の想定外の行動にも注意が必要かもしれません。

不定期利用する子どもの送迎

不定期利用する子どもの送迎

入園直後の4月は、保育士も職員も一人一人の子どもにより注意を払います。バスを嫌がっていた子どもでも2週間もたてばバスに慣れ、スムーズに乗車することが多いようです。5月のゴールデンウィーク明けは多少ぐずる子どももいますが、気温が上がってくる頃にはバス乗降の流れを体で覚え、ほとんどの子どもがスムーズに降車するでしょう。

しかし、園バスには不定期で利用する子どももいます。「今日は送迎ができないから園バスを利用します」ということもあれば「気温が高くなってきたのでバス通園にします」ということもあります。その場合、子どもはバス乗降の流れを体で覚えてはいないため、より大人が注意してみてあげる必要があるのです。とくに2歳や3歳の年少クラスではなく、4歳や5歳の園の中では大きい子とされる年齢は「できるだろう」と思われがちです。しかし、4歳や5歳はまだまだ小さな子どもであり、判断力は乏しいのです。いつも大人から「小さい子が先」と言われていれば、指示をされるまで席を立ってはいけないと思うかもしれません。保育士や職員が「慣れの勘」で行動してしまうと、子どもは想定外の行動で置き去りにされてしまうことがあります。

すべてのシチュエーションに対応できる対策は「完全自動化の安全装置」

園バス内の防犯対策

想定外の行動やトラブルをすべて予測することはできません。園バス車内置き去りを防ぐためには、すべてのシチュエーションに対応できる対策をする必要があります。

すべてのシチュエーションに対応できる対策は「完全自動化の安全装置」の設置です。「完全自動化の安全装置」とは、子どもが想定外の行動をしても漏れなく感知、大人が想定外の行動をしても影響を受けることなく置き去りを感知できる完全自動化のシステムです。

TCIが製造開発したバス車内置き去り防止装置「SOS-0001」は完全自動化の安全装置です。保育士や運転手の動きによって装置が作動するのではなく、園バスが停車しエンジンが停止すると自動的にAIカメラが作動します。

遠足や宿泊体験教室で遠出をしても、園バスのエンジン停止が安全装置のスイッチになっているため、普段と変わりなく運用することができます。

おわりに

子どもは想定外の行動をします。想定外の行動は事故につながるリスクはありますが、想定外の行動をゼロにしようと思えば、子どもの行動を強く制限しなければなりません。バス車内置き去り防止装置「SOS-0001」は、子どもの行動を制限することなく、さらに保育士や運転手の負担を増やすことなく置き去りを防止できる安全装置です。

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株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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