バス置き去り防止ブザースイッチ

補助金対象の置き去り防止装置とは?幼稚園などの送迎用バスに設置義務化

送迎用バス置き去り防止の安全装置を設置した場合、バス1台につき175,000円を上限に補助金が支給されることになりました。

この補助金対象の置き去り防止装置は、国のガイドラインに適合していることが確認されたものになります。

内閣府「安全装置のリストについて」で公表されていますので、ご確認いただけます。

補助金対象の置き去り防止装置とは?

補助金対象の置き去り防止装置は、国土交通省が策定したガイドラインに適合している必要があります。

運用実績や装置開発状況などを踏まえ、人的なミスを補うことができるものとして、「降車時確認式」と「自動検知式」の2種類の装置について、ガイドラインで要件が定められました。

実際に、補助金の対象として安全装置リストに記載されているのは、「降車時確認式」「自動検知式」「両者の併用式」になります。

ただし、現状としては「降車時確認式」と「両者の併用式」がメインになっています。

補助金対象の降車時確認式の装置例:TCI「SOS-0006後方確認ブザーシステム」

こちらは補助金対象となる予定で、国土交通省ガイドラインに基づいた安全設計となっています。

  • 送迎バスのエンジン停止後、「席に人がいないか確認し、後方ボタンを押してください」という音声ガイダンスが5分間連続して流れ、運転者などに車内の確認を促します。
  • バス内後方に設置された「下車確認ボタン(赤)」を押すと、音声ガイダンスが停止します。

TCI「SOS-0006後方確認ブザーシステム」

  • エンジン停止後、音声ガイダンスが流れ、その後5分以内に確認ボタンを押さないと、大音量のブザーで車外に警報を発します。
  • エンジン停止後、車内確認を忘れて車を離れた場合にも、車外に警報を発します。

  • 万が一の置き去りに備えた、子供用「非常用ボタン(黄)」も搭載しています。幼い子供でも簡単に押せるようになっています。

ただし子供のイタズラ防止のため、エンジン停車時のみ作動するようになっています。

また、「下車確認ボタン(赤)」は子供が押してしまわないように高い位置に設置されています。

自動検知式の装置例:TCI「SOS-0001AIカメラシステム」

SOS-0001は補助金対象外です。SOS-0006後方確認ブザーシステムと併用していただければ、さらに安全性がアップします。

  • エンジン停止から60秒後にAIカメラが作動します。
  • AIカメラが人を検知すると大音量の警報ブザーが鳴る仕組みです。

TCI「SOS-0001AIカメラシステム」

TCIでは送迎用バス置き去り防止装置の販売取付などを行っています。何かお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。

品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式

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株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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