トレーラー専用カメラ

【解説】海上コンテナトレーラーにバックカメラをつけるべき理由とは?

この記事で解決できる悩み

  • 海上コンテナトレーラーの安全管理をしたい…。
  • 海上コンテナトレーラーにバックカメラを取り付けたい…。
  • 海上コンテナトレーラーに特化した工賃無料のバックカメラについて知りたい…。

こんな悩みを解決できる記事をご用意しました!
記事の最後でご紹介するバックカメラを活用すれば、誰でも簡単に海上コンテナトレーラーの安全管理ができるので、ぜひ最後までご覧ください!

海上コンテナトレーラーにバックカメラはなぜ必要?

海上コンテナトレーラーの画像
海上コンテナトレーラーとは、主に輸入品や輸出品のコンテナを運ぶトレーラーのことで、20フィートや40フィートなどの長尺の車両のことです。
普通のトラックとは違い、ベテランのドライバーさんからも、「運転が難しい」と言われる車両の1つです。
運転が難しいということは、その分事故の確率も高くなり、特に海上コンテナトレーラーの場合、その車両の大きさから、少しのミスが大きな被害を生むリスクがあるということで、徹底した安全管理が必要であると言われています。
まずは、海上コンテナトレーラーにバックカメラが必要な具体的な理由について見ていきましょう。

カーブが難しいから

海上コンテナトレーラーなどの長尺車両のカーブは、特に難しいと言われています。
なぜなら普通の車両とは違い、トラクターとトレーラーが連結した構造となっており、カーブする際に連結部で折れ曲がるような形になるからです。
特に長尺の車両に多いのですが、カーブを曲がる際に内輪差をよく注意できておらず、トレーラーを引っ掛けてしまう事故も実際に起きています。
海上コンテナトレーラーの場合、『く』の字に折れ曲がることから、カーブ時は特に大回りして膨らむ必要があります。
このような運転の難しさから、海上コンテナトレーラーでは巻き込み事故が発生しています
左折する際は、サイドミラーでも車両の後方は見えません。思わぬ場所に人が居て、巻き込み事故を起こしてしまうというケースがあります。
このような事故を減らすために、海上コンテナトレーラーでも、死角をカバーできるバックカメラが必要だと言えます。

バックが難しいから

海上コンテナトレーラーは、ほかの車両と車両属性が違うため、バックするのが難しいと言われています。
トラクターとトレーラーが連結するという構造は、カーブ時だけでなくバック時にも運転の技術が求められます。
トレーラーは「折れる」という特性を持っているため、まっすぐバックしているつもりでも、気づいたらトレーラーが折れており、トラクターはまっすぐでもトレーラーだけ左右どちらかに振られているということもあります。
バック時には必ず、「折れ」が発生するので注意してバックしなければ思わぬ事故が発生します。
このような事故を減らすために、海上コンテナトレーラーでも、死角をカバーできるバックカメラが必要だと言えます。

単純に見えないから

海上コンテナトレーラーに限らず、比較的大きな車両全般に対して当てはまることなのですが、それらの車両には見えない部分(死角)が発生しやすい傾向にあります。
特に海上コンテナトレーラーの場合、トラクターの運転席から真後ろは、積荷があるので確実に見えません。
当たり前のことですが、見えてる部分に自分から向かって行き、事故を起こすようなことはありません。
事故は必ず、見えない部分で発生している」ということから、死角をカバーできるバックカメラが必要だと言えます。

2022年5月からは、バックカメラの義務化も始まり、ますますバックカメラ取り付けの必要性が増しています。
(参照:車両後退時の事故防止のための国際基準を導入します|国土交通省)
バックカメラの義務化については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【解説】トラックのバックカメラ装着の義務化とは?義務化はいつから?

海上コンテナトレーラーにバックカメラを取り付ける前の注意点

海上コンテナトレーラーの画像
海上コンテナトレーラーにも、バックカメラを取り付けるべき理由は先ほどお伝えしましたが、実際に海上コンテナトレーラーにバックカメラは取り付けることができるのか?という問題があります。
一般的なバックカメラは有線式であろうと、無線式であろうと、カメラに電力を供給するための配線取得作業が必要になってきます。
また、海上コンテナトレーラーをはじめトレーラーの場合、トラクターとトレーラーの部分を切り離すので、映像出力方式が無線のワイヤレスバックカメラや、特別な仕様のバックカメラを使用する必要があります。
また、海上コンテナトレーラーのような大きく、取付が難しい車両になると、バックカメラの取付作業工賃も比較的高額になります。
以下の表では、一般的な有線式のバックカメラの取付作業工賃相場について表しています。

2tトラック 30,000円前後+出張費
4tトラック 40,000円前後+出張費
重機や特殊車両 50,000円前後+出張費
トレーラー 50,000~80,000円前後+出張費

海上コンテナトレーラーに工賃無料で取り付けられるバックカメラ

比較的バックカメラの取付工賃が高額になる海上コンテナトレーラー。その安全対策が必要なことは理解した上で、改めてコストが高すぎて導入できないとお悩みの方もいることでしょう。
ご安心ください。これからご紹介するワイヤレスバックカメラなら、誰でも簡単に取り付けられることから、専門業者に依頼する必要もなく、実質取付工賃は無料でバックカメラを導入することができます。
また、特に長尺の車両向けに特化したバックカメラとなっているので、海上コンテナトレーラーにバックカメラの導入をお考えの方は、ぜひご検討ください。
では、そのワイヤレスバックカメラの具体的な特徴を見ていきましょう。

TCIのTRAIL CAMERA(トレイルカメラ)


海上コンテナのトラクター、トレーラー同様に工賃無料で取り付けられるバックカメラは、TCIのTRAIL CAMERA(トレイルカメラ)です。
TRAIL CAMERAは、磁石による取付と、バッテリーによる給電で、取付に必要な専門的な作業をすべて不要にしたワイヤレスバックカメラです。
磁石の力で、取り付けるので鉄であればどこの部分でも取り付けできることから、基本的にあらゆる車両に工賃無料で取り付けることができます。
取り付け、取り外しがワンタッチでできるため、海上コンテナトレーラーにも最適で、なにより脱着に工賃が一切かかりません。
それでは、TRAIL CAMERAの具体的な特徴について解説していきます。

磁石による取り付けで、脱着が自由

TCIのTRAIL CAMERAは、強力な磁石の力で、車両に取り付けます。
つまり、鉄であればどんな位置にも取り付けられるので取り付ける位置を自由にカスタマイズできます。
後ほど紹介する給電バッテリーにも磁石が内蔵されているため、カメラ・バッテリーともにワンタッチで取り付けることができます。
ちなみに、使用している磁石は、ネオジム磁石というもので、永久磁石とも呼ばれるほど磁力の寿命が長いことで有名です。
またTCIでは2万回の耐振動テストをしており、現時点(2022年3月)では、振動により車両から脱落したという事例はありません

バッテリーによる給電で、配線作業が不要

TCIのTRAIL CAMERAは、カメラとは別体のバッテリーから、カメラに給電するため、車両と配線を繋ぐ作業が不要になります。
特に大型の車両の配線作業は難易度が高く、専門業者への依頼が必要不可欠でしたが、TCIのTRAIL CAMERAはそもそも配線作業が不要なので、手元に商品が届いてから、すぐに簡単にバックカメラとして活用することができます。
バッテリーの稼働時間は約17時間と、1日の運転には十分活用できます。バッテリーを2つ使用すれば、「片方を使用している間、もう片方を充電して、充電が切れたら交換する」といったように、エンドレスで使用することもできます。
これら磁石とバッテリーによって、取り付けにかかるコストを最小限にしたのがTCIのTRAIL CAMERAです。

最大70mの安定した通信

取り付けは、いくら簡単になったとはいえ、ワイヤレス(無線)の商品なので、通信が安定しなければ活用できませんよね。
TCIのTRAIL CAMERAは、特に海上コンテナトレーラーといった長尺の車両に向けて作られた製品なので、これら車両にはもちろんのこと、高さ40mのクレーンでも実際に動作検証ができています。
タイムラグもほとんどなく、安定した通信ができる製品となっています。

技適マークを取得

TCIのTRAIL CAMERAは、技適マークを取得しています。技適マークとは、無線通信機器において電波法の基準に適していると総務省から認められたことを証明するマークです。
技適マークがついていることにより、電波法を犯すリスクがなくなります。電波法は、基準に適していない無線通信機器を使用した者が罰を受けるとされています。そのため、ネット上に安価で販売されている無線通信機器を購入する際は、十分注意してください。
TCIのTRAIL CAMERAであれば、技適マークを取得しているため、電波法を犯すリスクもありません。またデジタコなど、他の通信機器に電波が干渉するといったリスクも限りなく低くなります。

モニターはシガーに挿すだけ

TCIのTRAIL CAMERAは、カメラの取り付けだけでなく、モニターの設置もかんたんです。
モニターの設置は専用の台座でダッシュボード上に固定するだけです。
また、モニターの給電は、シガープラグを車両のシガーソケットに挿入するだけで完了します。
ちなみに。モニターの動作電圧はDC 12V~24Vまで対応可能です。

その他の特徴

TCIのTRAIL CAMERAは以上の大きな特徴に加えて、さまざまな特徴を持っています。
実際にそれら特徴をかんたんに解説していきます。

赤外線IR搭載

TRAIL CAMERAは、赤外線IRを搭載しているため、夜間でも視認性が高く、暗視距離は8~10mとなっています。
また、夜間でも、モニターの映像が綺麗だと評判です。

防塵防水規格IP67取得

IP67は、完全防塵かつ30分間の水没に耐えられる防水性能です。カメラ、バッテリーともに防水仕様なので、雨の日でも気にせずに使用できます。

カメラから音を取得して、モニターから出力

カメラにマイクが内蔵されており、マイクから取得した音声が、モニター裏のスピーカーから出力できる仕様です。万が一の際も、車両の後方から、運転席に声が届けられます。

工賃無料で海上コンテナトレーラーにバックカメラを取り付けて安全管理!

今回は、海上コンテナトレーラーに工賃無料で取り付けられるバックカメラ(TCIのTRAIL CAMERA)についてご紹介しました。
TCIのTRAIL CAMERAの特徴についておさらいしておきます。

ポイント

  • 磁石による取り付けで、脱着が自由
  • バッテリーによる給電で、配線作業が不要
  • 取り付けにかかる費用・時間コストを全てカット
  • 最大70mの安定した通信
  • 技適マーク取得で、電波法抵触のリスクゼロ

TCIのTRAIL CAMERAは、バックカメラとして活用されることが多いですが、使用方法は1つとは限りません。
海上コンテナのトラクターに、サイドカメラとして活用することで、巻き込み事故対策にもなります。
あらゆる車両にかんたんに取り付けられるということから、死角カバーによる安全性の向上など、それぞれに合った使用方法があると思いますので、個人のニーズに合わせてご活用ください。
このTRAIL CAMERAが、少しでも安全管理のお役に立てたら幸いです。

TRAIL CAMERAの詳しい資料はこちら!

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  • この記事を書いた人

株式会社TCI

株式会社TCIは、2017年の創業以来、「現場の安全を守ること」を第一に考え、自動車電装品の開発、販売、取付、アフターフォロー行うセキュリティ事業です。

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